このマニュアルはSmartyのものです。セキュリティなどの問題でRCMSでは利用できないものもありますので、ご注意ください。
コンパイラ関数プラグインコンパイラ関数プラグイン
コンパイラ関数プラグインはテンプレートのコンパイル時にのみ呼び出されます。
これらのプラグインは、PHPコードまたは時間に依存する静的コンテンツをテンプレートに含める時に便利です。
コンパイラ関数と カスタム関数
が双方とも同じ名前で登録された場合は、コンパイラ関数が優先されます。
mixed smarty_compiler_name
(string $tag_arg, object &$smarty)
コンパイラ関数には2つのパラメータを渡します。
これらのパラメータは、タグ内の文字列(基本的に関数名から終端デリミタまでの全ての文字列)と、
Smartyのオブジェクトです。戻り値には、コンパイルされたテンプレートに挿入されるPHPコードを返します。
例 16-6. シンプルなコンパイラ関数プラグイン
<?php /* * Smarty plugin * ------------------------------------------------------------- * File: compiler.tplheader.php * Type: compiler * Name: tplheader * Purpose: ソースファイル名とそれがコンパイルされた時間を含む * ヘッダを出力する * ------------------------------------------------------------- */ function smarty_compiler_tplheader($tag_arg, &$smarty) { return "\necho '" . $smarty->_current_file . " compiled at " . date('Y-m-d H:M'). "';"; } ?>
|
この関数はテンプレートから次のように呼ばれます。
{* この関数はコンパイル時にのみ呼び出されます *}
{tplheader} |
コンパイルされたテンプレートの結果として生じるPHPコードは次のようになります。
<?php echo 'index.tpl compiled at 2002-02-20 20:02'; ?>
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|
register_compiler_function()
および
unregister_compiler_function()
も参照してください。