Gmailでのメール受信について　2024年2月以降設定必須

2024年2月以降は、SPFレコードなどが未設定のドメインから配信されたメールのGmail側での受信が難しくなります。
SPFレコードを未設定の場合は速やかにご対応ください。
また、RCMSでは2024年4月に@gmail.com または @googlemail.comを送信元としてメールを送信できなくなる仕様変更が予定されております。

【Gmail アカウント(gmail.com または @googlemail.comドメイン)に 1 日あたり 5,000 件未満のメールを送信する送信者の方】
SPFレコードの追加のみで問題ない想定です。
また、迷惑メールとしてユーザーに報告されないようにご注意ください。
DKIMの設定がない場合は、以下のようにDMARCレコードを追加が推奨されます。（必要があれば適宜、設定を追加いただいてもOKです）
_dmarc.yourdomain.com TXT "v=DMARC1; p=none"

【Gmail アカウント(gmail.com または @googlemail.comドメイン)に 1 日あたり 5,000 件以上のメールを送信する送信者の方】
DKIMレコードの設定が必須となりますのでRCMSの標準メールサーバを利用するとGmailに届かなくなる危険性があります。

・SendGrid
・blastengine（プラストエンジン）
などをご契約いただいてご利用ください。

また、ワンクリックでの登録解除を設定することが要求されています。
RCMS側では現在は対応しておりませんので、one-click unsubscribeヘッダーの追加に対応しているメールサービスをご利用ください。

▼送信元ドメインをRCMS以外でも利用されている場合
上記の制限はドメイン毎に適用されますので、5000通の制限などは合算して考慮ください。
RCMSからの送信元ドメインを@rcms.example.comのように変更して制限を回避するパターンも考えられます。


▼SPFの設定について
・未設定の場合は、サイトURLを添えてサポートまでお問い合わせください。
　お問い合わせフォーム：https://support.r-cms.jp/contact_us/

▼DMARCレコードについて
このレコードはRCMSとしての設定ではなく、ドメインとしてのポリシーになりますので、御社内の情報システム部門とご確認いただく必要があります。



参考）
・Gmailヘルプ　メール送信者のガイドライン
https://support.google.com/mail/answer/81126?hl=ja
・英語版が最新の内容なので、以下もご確認ください。
https://support.google.com/mail/answer/81126?hl=en


・SPFレコードの設定について／RCMSから送信されるメールが迷惑メールになってしまうときは？
https://support.r-cms.jp/help/detail/id=1228